オーナーから皆様へ

湯河原吉浜海岸

小学校6年まで静岡の清水で生まれ育った自分は2019年春に東京から熱海に移住しました。しばらく東京⇔熱海の二拠点生活をしていた頃、クルマで必ず通る真鶴ブルーラインから見えた吉浜ビーチ。夕陽に映えるたくさんサーファーたち。サーフィン経験のない自分にとっては縁遠い場所でしたが、ここを通る度に心惹かれていました。旅行先として有名な奥湯河原とは違う魅力がそこにはありました。

熱海・湯河原・真鶴

熱海に移住してから半年。コロナに見舞われ、自転車で近場を散策するようになり、東京にはない魅力に益々惹かれて行きました。

SDGs

2020年冬、SDGs環境問題を牽引するZ世代を紹介する番組をたまたま観て、若いサーファーたちが自主的に海岸でゴミ拾いをする姿に感銘を受けました。2030年を目標とするSDGsに自分も何か貢献したいという衝動にかられました。

古民家再生

旅行先として人気の熱海も湯河原も高齢化にともなう空き家問題が深刻になっています。町の魅力を未来にも残したい、持続させたい、何とかならないかな?という思いが日々募って行きました。そんな時に湯河原の富士屋旅館再生プロジェクトと万葉公園湯河原観光会館再生プロジェクトを目の当たりにし、自分でも何か出来ないかな?と思うようになりました。

古民家サーファーズハウス

56歳の手習い。コロナ禍でプールに行くのを控えるようになり、人との距離を取りつつマイペースで出来るスポーツであるサーフィンをやってみよう!と思い立ちました。そのときSDGsと古民家再生がクロスしました。それから、愛犬も一緒に連れて来たい、釣りも楽しみたい、ここを拠点として伊豆ジオパークを自転車で回ってみたい、どんどん夢が膨らんで行きました。そんな想いを込めて実現したのがSurf Republic、Dogs Republic、Fish Republic,、Cycle Republicです。SDGsの志がある方々と分かち合い(シェアリング)ができたら幸いです。

台湾への想い

2008年創業の弊社アジア・リパブリック・エンターテインメント株式会社は当初5年間は台湾ドラマ&映画を専門に配給をやっておりました。その中に『墾丁(ケンティン)は今日も晴れ!』という作品があるのですが、サーフィンのシーンがたくさん出てきます。台湾は知る人ぞ知るサーフィンの聖地。『Surf Republic 湯河原 吉浜海岸』は湯河原吉浜の「海の家」バス停の近くにあるのですが、そのバス停が台湾映画『九月に降る風』のロケ地の一つ、新竹の看海公園のような雰囲気があって一発で気に入ってしましました。施設には弊社配給の華流ドラマのDVDライブラリーを置いてありますので中華エンタメファンも歓迎、海外からのお客様も大歓迎です。

国際交流の場

※『Surf Republic 湯河原 吉浜海岸』では、交流の場として「母家1F大広間」「離れ2F団欒室」や「1階テラス」を用意しています。

思い起こせば、大学時代には交換留学のサークルに所属しておりました。海外からの留学生をお迎えし、観光地にお連れして日本の文化をお伝えする。次年度には担当した留学生の母国を訪問して先方の文化を知る。そんな活動をしていました。コロナが明けましたら当施設でも国際交流活動を開始したいと思っています。